セゾン投信インタビュー

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ファイナンシャルリテラシーについて

岩崎画面

 
質問)日本人はお金の話をしない風潮があり、そんな背景から、ファイナンシャルリテラシーが身につかないとも聞きます。8月に破綻した安愚楽牧場の件では、退職金の全てを投資してしまったり、中には何億 何千万の資金を全て投資していた方もいて、情報を見るたび、胸が痛くなります。
外国では、日本よりファイナンシャルリテラシー(お金の読み書き)が高いといわれていますがいかがお考えでしようか?


中野社長画面    
中野社長)要するにすごく冷たい言い方をしますと、購入した側にも責任が有ると思います。それはファイナンシャルリテラシーの話しではないんです。それ以前の話しなんですね。

それは、20世紀の日本というものが、ずっと積み上げてきてしまった、国民としての文化がこういう事を多く起させている。


それは何かと言うと、要するに信じてしまう、あるいは面倒臭くなって受け入れてしまう。例えば、証券会社の人に「奥さん、いかがですか?」と何度も言われると、断るのが嫌になって買ってしまう。ここにつけ込まれてるんです。アメリカ人はファイナンシャルリテラシーが高いなんて、大嘘ですよ。


アメリカ人は断る力を基本的に全員が持っているんです。アメリカ人と付き合っていて、明らかに違うところです。アメリカ人は何かおかしなことがあれば、納得するまで説明を求めてきますからね。



全部これ日本人の、民族としての問題だと思います。ファイナンシャルリテラシーという問題では無いです。なぜなら、頭の良し悪しは変わらないですよね、日本人もアメリカ人も。ただアメリカ人はおかしなことはおかしいというカルチャーがあるんですよ。ここが僕は最大の違いだと思ってます。


瀬下画面 
瀬下氏)違う側面から言えば、制度的な話しにもあると思います。そもそもファイナンシャルリテラシーと言っても、例えばリスクとリターンの関係とか、そういう話しはやはり馴染みが無いですね、よほど気合い入れて勉強しようと思わなければ、多分身に付かないと思うんですね。



みんなが数学をやって、利率の計算方法とか、リスクを標準偏差で計って、等々の話しをしたところで、みんながそういう事を本当にやりたいかと言うと、そんな事はないと思います。



多分、日本に一つ足りないのは消費者の側に立ってアドバイスをしてくてる人です。ほとんど今いないのが現状で、どうしても投資の相談をしたいときに証券会社や、銀行まで聞きに行ったりするのが現実だと思います。でも彼等は皆、利害関係者ですよね。


アメリカの方が日本よりファイナンシャルアドバイザーの様な人が、生活する上でポピュラーなのだと思います。個人投資家の側に立ったアドバイスをしてくれる人の存在が一つ、制度としては大事だと思います。



日本ではなかなかまだ、FPはポピュラーになっていないですね。個人の立場になり、中立にアドバイスしてくれる存在が有ると、違うと思います。

どちらかというと弊社も利害関係者ですが、ファイナンシャルアドバイザーの立場に近いような形でメッセージを出して行こうとしています。



中野社長画面
中野社長)アメリカで長期投資が根付いたのは、やはり401Kなんですよ。401kで長期投資をするしかない仕組みが大きく広がったのが理由です。日本も制度として、それを作っていかなきゃいけないなと僕は最近とても感じます。



それにはそういうことを常に政府に対して言い続けていくことも大事だと、最近思ってます。

 

子供のファイナンシャルリテラシーについて

岩崎画面 

質問)子供のファイナンシャルリテラシーについてどうおもいますか?


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中野社長画面
中野社長)子供のファイナンシャルリテラシーでは、高校生の子供たち、だったらある程度、こういう勉強は必要かも知れないですが、少なくとも小さい子供には必要ないと思います。お金のことも、お金の授業も、必要ないと思ってます。


それよりもっと気持ちよく、外で遊んだり虫捕ったり、普通に子供が経験すべきことを経験させるのが、一番親の教育として必要なことなんだろと思います。トレードの方法など言うべきではないです。


実は、僕、去年すごく良い経験をさせてもらいました栃木県の小学校で授業をさせていただいて、特別授業なんですけど、5・6年生全員集めて経済の授業、これはキャリア教育みたいなのの一環だった、お金の話しをしてもしょうがないので、子ども達に、自分の人生を夢をもって考えてもらえるようにしたいと思い仕事ということにフォーカスをして話しをしたのですが、


例えばお父さんがどんな仕事をしてるか、その仕事でちゃんと給料をもらってくるのはなぜかとをみんなで考えた時に、仕事というのは、ただやったからもらえるのではなく、世の中にありがとうっていう価値を作った人がお金をもらえるんだよと



ありがとうをもらえるのがプロの仕事という事なんだ。だからありがとうをもらえない人は仕事のプロじゃないし、お父さんは給料もらってくるのならその仕事のプロ。だからきっと、たくさん色々なところでありがとうを重ねて、それがお給料になっているんだよという話しをしたのです


「どうやったらありがとうを自分がもらえるかということを考えて、自分がなりたいことを自分で考えてごらん」と言ったら、みんな結構いい答えをくれたんですよ。介護士なんて言い出す子もいましたね。理由は、「たくさんありがとうをもらえそうだから」って。これが要するに、仕事とかお金の考え方の基本だと思うんです。


お金というのは稼ぐんじゃなくて、みんなにプラスのものを与えて初めてそれがお金という形で返ってくるもので、これが経済活動です。経済成長は何かと言うと、それはありがとうとか便利だねとか楽しいね、うれしいねと、こういう一人一人の満足の積み重ねが経済成長なのです。これって、付加価値なんですね、ビジネスの。



それは一人一人の人が一生懸命働いて、ありがとうをもらうためにがんばってるから出てくるものなので、こういう仕組みを子供たちに教えたい。これがファイナンシャルリテラシーだと僕は思ってます。


これは、すごく僕はやりがいがあったんですね。小学校からも感謝されたし、だけど某子供向けセミナーに行くと、株式の取引の仕方を教えていたりする。そんな必要はないと思うんですよね。

だからすごくギャップがあるんですよ。ファイナンシャルリテラシーを、日本も上げなければいけないから、株式の模擬売買みたいのをやってとか、小学校でやるべきだとか。そんな事をやる必要ないですよ。お金はありがとうによって積み上がってくるものとちゃんと教えないといけない。

今回の経験で、すごく社会貢献をした気持になったんですよ。本当に良い機会をいただいたなと思って。

それは資本主義経済の仕組みの基本だと思います。付加価値を作るから経済が成長するので、それがビジネスなんですね。逆に言うと付加価値のないものでも、ビジネスとして成り立ってしまう事が有りますが、でもそれは継続できないんですよ。いずれ滅びてしまいます。だから正しいビジネスをやらないと、継続できないと思います。その延長線上に投資があります。



要するに、瀬下とか運用を仕事にする人からすると、そういう付加価値を作るところをしっかりと見極めて、そこに投資をしていくというのが投資運用の基本ですよね。だから全部つながってくるんです。





岩崎画面

  
実は我が家の子供達は某セミナーに参加した事があり、中野社長がお話しした取引売買の模擬体験をやりましたが、全然おもしろくなかったみたいです。経済の難しい話も今一つだったみたいでした。
でも何でも経験ですから、おもしろくなかった事も経験ですね(笑)

人を喜ばせる事に集中すれば、結果として後から報酬は付いてくると言う事ですね、人が働くのは生活の為とか,基本的な事は有ると思いますが、自分がした仕事で誰か1人でも喜んでくれる人がいたなら、それだけで自分の仕事に充実感と喜びを感じる事が出来ますものね。親はこの事を子供に、深く伝えていきたいですね。



子供の頃にお金の影響を受けた事について

岩崎画面 

質問)金融のプロは子どもの頃から誰かにお金の事を何か学んだのかと思いますが、社長は子供の頃に誰かからお金について影響を受けましたか?

中野社長画面  
中野社長)僕は 20世紀の子供なので、自分の母親からしかお金の話しは聞いたことがないです。やはり「貯金をしとけば将来いいことがあるのよ」と言われて育ちました。だからお年玉も全部おふくろが取り上げて、貯蓄しました。

やはり預貯金が美徳の時代だったんです。みんなそうだと思うんですけどね?
今と全然、時代が違う。


瀬下画面 
瀬下氏) 全部召し上げられて郵便局に、放り込まれる。端数しかもらえなかった気がします。何万という単位は全部預金。でも7%とかの金利が付いていた時代ですから「預けておくと10年で2倍になるのよ」と言われて、そんなものかなと思って、預金してました。




岩崎画面 

普通預金の金利が7%の時代ですから、資産運用をする必要も無かったですね。でも今の時代は普通預金で0.03%ですから、金利を得るより、決済用として使うか、家に現金を置いておくのは怖いので銀行に預けて置く、位の感覚になってしまいましたね。


中野社長画面  
中野社長)お金という意味では、結構経済小説とか好きでした。わりと中学高校のころから城山三郎とか清水一行とか、森村誠一とかそういうのを読んでいましたね。今でも覚えていますが、中学の頃、「僕は将来、証券マンになる」と、恐ろしいことを言っていました。かっこいいと思っていましたから。



今の仕事はたまたまなんですね。本当に偶然のたまもので運用の世界に入って、もともと金融が好きだったわけでもなかったですし。だから投資運用の勉強は会社に入ってから、その仕事をせざるを得なくなって、やむを得ず始めたという事です。それまでほとんど勉強したことはない。


ファイナンシャルリテラシーの話と重複しますが、子供さんたちに、金融を勉強させる必要はないと思います。その仕事に就かせることももはや、例えばすぐ銀行員になりなさいとか、これも 20世紀の価値観ですから、そういう大人の過去の価値観を子供に押し付けるのは、やはりやめた方がいいだろうなと思います。


岩崎画面

  
お話しを聞いていると、中野社長の子供の頃も、ごく一般のご家庭と違いがありませんね、私は金融のプロである人は子供の頃から、特別な何かが有るのかと思っていましたので、とても親近感を持ちました。

  


セゾン投信のこども口座について

岩崎画面

 
質問)セゾン投信の子供口座(カンガルーポケット)はどんな思いで販売されていますか?


中野社長画面  
中野社長)子供さんが生まれて 0歳の子供さんに口座を作ってあげたという話しを聞くと、すごくうれしいですね。



家族4人でやってます、なんて言われるとぐっときますよね。子を思う親の、子供の未来に対する贈り物ですし、こちらからすると本当に確実な長期投資家なんですね、0歳から始めて頂ける。その子供が大人になって引き継いで、ちゃんとそれを受け入れてくれたら、100年投資がそれこそ叶いますよね。


この子供さん、大金持ちになるんじゃないかみたいな。だからそのぐらい、共感されてないと、子供口座は作ってもらえないのですごくうれしい。だから大事にしています。


瀬下画面 
瀬下氏)投資は実際にやってみないと分からない部分があるので、本当に1万円でも10万円でもいいと思うんですけれど、やっておいたという事は、一つの経験になると思っています。


そういう意味でも大事だと思っていますし、期間が長い方がリスクは減らせますので、そういう意味では生まれてすぐ始めるのが一番長くできるし両方の面で意義があることだなと思って、この子供口座を作ったんです。5,000円でもいいから積み立てをずっと続けてくれたらうれしい感じですよね。


こども口座の積立金額の要望

岩崎画面

 
質問)こども口座も5,000円~の積立投資ですが、金額を下げて頂く事は不可能でしようか?


中野社長画面  
中野社長)やはり販売手数料がないので、長い時間程度続けてくれて初めて回収できる事業モデルですから、これを1、000円にしてしまうと、延々に回収できない要因が、一つはあります。だから例えば子供口座だけは3、000円でいいですよと、検討しても良いかもしれないですね。


瀬下画面  
瀬下氏)気持ちとしてはやっても良いとは思いますが、子供口座は、実は結構コストがかかるんですね。ネットでの取引きが出来ないので、書面でやりとりしているのです。あまり収益として考えてやってはいない。それを度外視してやっている部分が正直あるんです。

当ファンドの積立金額は、もともとは1万円だったのです。それを5、000円まで引き下げてどなたでも積立出来る仕組みにしています。コストとの兼ね合いがありますので、今は難しいですが子供向けで5,000円はキツイと言う事であれば、検討してみます。


中野社長画面  
中野社長)長期投資で全部まかなおうというのは、やめた方が良いです。子供の教育資金とか、期限があるものを投資に回したら、いけませんよ。


教育資金でもごく一部を当てるのは、良いかもしれません。その辺を明確にして 投資していかないといけません。ある時点に決まって資金ニーズがあるものは、確定利回りの金融商品の方が向いています。


子供口座は子供への未来のプレゼントという気持ちでやっていただくのが一番良い事なんです。これは、子供は感謝しますよね。



岩崎画面 

 
子供の将来の資産形成の為に未成年のうちから親が積立を始めてあげて、成人したら子供が引き継いで積立をすれば、子供自身が老後の事を考え始めた時、相当の資産が積み上がっていて経済的不安から解放されると思います。

どの位資産が積み上がるかと言えば、月々¥5,000を0歳から20歳迄親が積立をし、その後子供が20歳から60歳迄積立した場合(4%の経済成長と仮定)


複利の効果による計算で、積立累計金額は360万円ですが、総資産額は14,541,231円になる計算です。

(投資なので市場は好景気に上がる時もあれば、下がる時も有ります。しかし地球規模の経済は過去何十年にも渡り、右肩上がりで景気の拡大を続けています。)



月々¥5,000の積立でも、立派な資産形成と言えます。
長期投資の基本は何十年もかけてゆっくりじっくりお金を育てる感覚です。


本日は、一般の方の立場と親の立場になっていろいろと質問させて頂きました。大変貴重なお話をありがとうございました。

岩崎画面

コメント

中野社長の子供のファイナンシャルリテラシーの前に、沢山の「ありがとう」をもらえる仕事を、子ども達に考えてほしいと言う点は共感出来ますし、その通りだと思います。ただ、管理人が思うのは、その「ありがとう」で受け取った大切なお金を、訳の分からない商品に投じてしまってはいけないと思います。


子供でも(中学生・高校生位)安全資産とリスク資産の違い、銀行等の窓口の人がすすめてくれる金融商品が必ずしも、ベストな商品でない事を知っていた方が良いと思うのです。難しい金融の計算や難しい用語を覚える事は必要はありませんが、自分で比較検討し、選択できる力は大切だと思います。

又、セゾン投信の子供口座。カンガルーポケットは、親から子供への素敵な贈り物だと思います。セゾン投信に限らず、長期運用するとどんなメリットがあるか、親自身が身をもって経験すると、子供の頃からの長期投資が大切な事が分ると思いす。


資料請求をしたからと言って「どうですか?買ってください」なんて言う電話も一切来ないです。化粧品のサンプルなどを請求すると「○○化粧品をお試しになっていかがですか?」と電話がきますが、良い商品ならば自分から連絡をするので、電話をして欲しくないと管理人は思います。セゾン投信は資料を請求したからと言って電話は来ませんので安心して良いです。



又、セミナーに関しても押し売りの心配も一切有りません。女性は1人では心細いと感じる人が多いかもしれませんが、セゾン投信のセミナーは女性1人でも安心して参加出来ます。

セゾン投信に限らず、いろいろな商品を比較検討し、自分に合った金融商品を購入する事が大切です。


まとめ

金融のプロ、セゾンの社長とファンドマネージャーの瀬下様は、以外にも気さくな方でした。セゾン投信と言う会社の理念は決して揺るがない事を、強く感じました。長期投資は20年30年40年と本当に長い運用ですが、将来の不安から本気で向き合う人の手助けをしてくれる会社だと感じました。


積立投資はドキドキ感やスリルは無いですが、これが投資の王道だと言えます。ゆっくりじっくりお金を育てる積立投資スタイルは、富裕層の人ではなく、ごくごく一般の人も出来る事です。この点で、良い時代になったと管理人は感じています。

最後に、中野社長の「人にありがとう」と言われる仕事が世の中の活性化につながり、子ども達にも「ありがとう」を一杯もらえる職業に就く事が大切という言葉は非常に心に響きました。私達大人も小さい事でも日々「ありがとう」を言ったり言われたりする生活をおくる事が、子供の心を豊かにする事だと、今回のインタビューで気付き大切な事と思いました。


セゾン投信を日本郵便がPR

2014/9/26
セゾン投信が日本郵便株式会社の出資をうけ(第3者増資)ゼゾン投信の持株がクレディセゾン60%日本郵便が40%になる。
全国2万4000局ある郵便局に、セゾン投信のポスターが貼られ、セミナーが開催される
ただし、郵便局の窓口ではセゾン投信の商品の説明を含む販促は行われない。
日本郵便の高橋社長のコメントでは


セゾン投信の投資信託は販売手数料が無料で、信託報酬(コスト)も低く抑えられているので日本郵便が間に入り販売仲界をする枠組みは馴染まない。セゾン投信を知ってもらうことが利益につながる仕組みを検討し、出資という形とした」とある


東洋経済 鈴木氏記事


2008年から積立投資を開始し、途中子供の教育資金の不足から一部売却をしたものの現在でもセゾンバンガードグローバルバランスファンドを運用している管理人はこの朗報を聞き、嬉しく感じます。


セゾン投信の直販に拘り、今までの地道な販促活動はファンドを購入してくれるお客様と直接対話することを大切にし、一緒に小さな木を大きくしていく感覚、セゾン号に一緒に乗車する感覚を大事に個人投資家のための資産形成を貫くビジョンを持った会社の存在を、今回の日本郵便との提携で多く方に知れ渡り知名度が高くなれば、資産運用が、今よりももっと身近な物に代わってくるでしよう。


ゆうちょ(日本郵政)も本当に良いファンドでなければ、出資をしないでしようし、まして窓口で販売しないスタイルというのは単なる手数料稼ぎではなく、セゾン投信が世の中に普及することを見越しての出資と言えます。


ゆうちょは私達にとって最も身近で、親しみのある金融機関です。今のシニア層なら孫や子供のためと、現役世代には将来の老後のために、若い世代なら今まで貯金のみだった人も時間を味方につけ資産形成を始めることが出来ます。

投資を仕事でも趣味でもない一般の人にとって、一大決心しなくても始められ、リバランスする必要もなく、一度設定してしまえば、投資をしていることさえ忘れてしまうそんな資産運用の方法があることが世の中の人に普及すれば、「この時代も悪く無い」と多くの人が思うのではないかと考えます。


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