ネット銀行の安全性について
「ネット銀行って安全なの?」と言う素朴な疑問
預金保険制度(ペイオフ)
これは、店舗の有る銀行だろうが、ネット銀行だろうが同じに
銀行が破綻しても預金者を守る為に
銀行に預金した1,000万迄の元金と利息については保証されます。
ネット銀行の場合
ネット銀行の場合銀行側はセキュリティの強化をしています。
私達利用する側も注意する点が有るでしよう
下記は新生銀行(インターネット口座)と住信SBIネット銀行のセキュリティの
各銀行からの説明です参考にされて下さい。
新生銀行のセキュリティ
銀行側
- 情報は保護のため暗号化され送受信されます。
暗号化通信方式に、強度が高い128bit SSL暗号化通信を採用している。
- インターネットバンキングにログインする際
4つの認証要素を組み合わせて本人確認を行う。
- 暗証番号は簡単に推測されやすい番号を登録出来ない。
- 新生銀行のサーバーには強固な防御システムが設置されている。
利用する側
- 定期的にパスワードの変更を行う。
- セキュリティキーボードと通常のキーボードを使いログインする。
- 前回ログインした日時を確認する。
- パソコンから離れる場合は必ずログアウトする。
- 限度額を設定する。
- 通知Eメールを設定する。
- 万が一の時の補償制度をもうけている。
新生銀行は店舗も有りますが都市部に集中してます。
住信SBIネット銀行のセキュリティ
銀行側
- SSL128bit暗号化による通信
(情報をSSL3.0による通信で暗号化し保護する) - ベリサイン発行のデジタル証明書
(高度な認証基準に基づき発行されるサーバーデジタル証明書の取得で
安全なWEBサイトの運営) - 電子署名付き電子メール(S/MIME)
(電子メールに電子署名を付与している) - ファイアウォール
(外部からの侵入を防止する) - サーバ、システムの管理体制
(サーバーやシステムは365日24時間常時監視)
利用者側
- 振込限度額の設定の利用
- 定期的にパスワード・暗証番号を変更する。
- ログインの入力はソフトウェアキーボードを利用する。
- メッセージボックスで銀行からのメッセージを確認
- 取引の受付通知メールの設定
- 前回ログイン日時の表示の確認
- 3重パスワード
- 第3認証にはモバイルキーの利用
- 自働ログアウト 強制ログアウト
利用者側で注意する点
- 個人のパソコン以外からはログインしない(インターネットカフェ等)
- 個人のパソコンでもログインパソコンにはやたらとフリーソフトのダウンロードはしない専用パソコンを使う(予算も有るので難しいですが・・)
- ウィルスの感染の予防
管理人の感想
店舗の有る銀行でも、ネット銀行でも
利用する側も気をつけなければいけません
店舗の有る銀行なら単純に印鑑や通帳を紛失してしまったり
盗まれる事もあるでしよう。
スキミングはどちらも注意しなければいけません。
ネット銀行でも、銀行側はセキュリティを強化しています。
ログインがメンドクサイと感じてもセキュリティ強化の為ですし
パスワードは定期的にご自身で変更する必要があるでしよう。
ネット銀行は店舗を持たない事で人件費等を抑え
その分定期預金が高利率、振込手数料が無料のサービス向上を
利用者側にしているのだと思います。
利便性の点では
パソコン操作で店舗に出向く必要が無く残高の確認や振込が出来
取引のお知らせがメールで届いたり
コンビニATMの利用で時間や日時の制限が無く大変便利です。
総合的にネット銀行だから心配と言う事でも無いと思います。
何事も分散する事が大事なので、
店舗の有る銀行 ネット銀行 両方をご自分のスタイルで
使う事をおすすめします。
又、ネット銀行も1つだけにしないで
2~3の銀行に分散するのもよいでしよう(リスクの分散にもなる)
各銀行によってサービスの内容が違いますので
ご自分に合った銀行を選ぶ事をおすすめします。