子供と親

子育て

何処の家庭でも子供の事は真剣になり、親は自分のことの様に心配し一生懸命に
なるのが普通となっています。それは愛情とも受け止められ当たり前の事ですが

自分の子供と他人の子供を比較しては
一喜一憂しているのを聞いたりしていると、違うのでは?と感じます。

勉強ができる 有名な大学に入学できる、一流の企業に入れる、スポーツで活躍する それはそれで素晴らしいのですが、親は子供の人生を生きることは出来ないのです。

良かれと思いいろいろと話をしたり、線路をひこうとしますが、やはり親は子供の人生を生きることは出来ない

ならば、きよわずに子育てした方が良いのでは?と思います。

無関心ではありませんが、心配だからと転びそうな我が子に「走るな」と注意するより、多少転んで痛い目にあった方が本人が次は身をもって気をつける

私は人と比較する事に囚われた時期もありましたが、人と比較している限り
自分の人生を歩めない事に気が付きました。

子供は自分の思い通りに育てたいとも思わなくなり、他人の子供とわが子を比較することが無意味な事を感じた時、ふと子育てから力が抜けました。

ある人が自分の子供を「失敗作」だと言った事に大きな衝撃を受けました
その子はスポーツが優秀でしたが、スポーツでの進路ではなく大学に進み
中退したそうです。また有る子は勉強が優秀で有名大学を卒業したけれど
卒業と同時に母親になったそうです。

別の子も有名大学を出て一流企業に入社したけれど会社に馴染めず辞めてしまったと・・

その事を「失敗作」だと言ったのです。

でも、それって違いませんか?中退しても 母親になっても、退社しても

それって失敗ですか?

違うと思います。本人がそれは、それで良いと思えればそれでいいのではないでしようか?

私は最近父を亡くしました、深く思うことは人は何時か亡くなるという事です。

勉強ができなくても、有名な大学に入れなくても、本人が良かれと思った道を生きられたら、親は幸せなのではないかと。

親もまた子供の為子供の為と子供の人生を生きるのではなくて
自分の人生を生きるのが良いのではないかと思っています。

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